俺はスロットを引退したはずだったんだけど、今、個人的にハマりにハマっているスロットがある。それがファミスタ回胴版‼︎だ。
5号機から6号機に変遷して、しばらくスロットから離れていた(というよりもパチンコもスロットもやらなくなった)んだけど、久々にスロットを打ってみたらまじで衝撃を受けた。俺の人生の中でも上位に食い込むスロットがいまだにホールで遊べるっていう衝撃だ。ということで今回は、ファミスタ回胴版‼︎を良く知らない、遊んだことがないユーザーたちにこの機種の魅了を知ってもらいたい。
※筆者は専らエンジョイ勢です。温かい目で読んでいただけると幸い。
ファミスタ回胴版‼︎のスペック
ファミスタ回胴版はいわゆるA+ARTと言われるタイプに分類される。
ボーナスとアシストリプレイタイムを絡めつつ出玉を狙うという形で遊技をしていく。
BIG確率に設定差はほぼなくて、7揃いとF揃いの2フラグが搭載。それぞれ1/600ほどのボーナス確率(Fだけ設定差あり)でレギュラーにはモロ設定差があるという感じのよくある技術介入機のスペックだ。
しかしながら、設定1でもフル攻略で機械割102%を誇るという優秀なスペックになっているのが魅力。
と、御託を並べたんだけど、そんな細かいことはどうでもいい。
なんで俺がファミスタ回胴版‼︎にどっぷりハマっているのかということを書いていきたい。
演習はほぼ空気、“何か”が起これば基本アツい
「なんだか演出が騒がしい、その割には何も起きない」ということがほぼないのがファミスタの魅力だ。
俺はことあるごとに演出に一喜一憂したいタイプじゃなくてアツくなるタイミング要所要所で興奮したいタイプだ。
だからこそ、ファミスタの演出バランスは絶妙で“何か”が起こればアツい。というのが個人的に気に入っているポイントの一つ。
もちろんガセることもあるんだけど、それでも強い演出や普段出ない演出の時には思わず力が入る。
ベル重複やチェリー重複といった小役との重複の可能性があるからこそ、次ゲームに期待も出来て、リーチ目待ちになりすぎることがないというのも絶妙。
その分、何も起こらない時ももちろんあって、ただ1消灯するリールを300G眺めることになることもザラにある。
でも、明確にアツくなれる時が打ち込んでいくとわかるから、そんな時だけ中押しをしてみたり打ち方を変えてみる。なんて楽しみ方もできる。
ユニバ伝統の多彩なリーチ目で楽しめる
基本アツい時には何かしら起こるのがファミスタ。なんだけど、無演出で突然リーチ目が降臨するというユニバ伝統のイヤらしい(いい意味で)ボーナスの入り方もする。
ゲチェナはもちろん、中段ベルリプレイリプレイ、ダブテンハズレといった王道のリーチ目が如何なく楽しめる。
リーチ目で興奮したい人にも楽しめるだろう。
ARTファミスタゲームの2部構成が面白い
ARTファミスタゲームは2部構成になっており、ART突入時にまずは攻撃フェーズからスタートするというのがお決まりの流れだ。この攻撃フェーズが面白すぎる。
言ってしまえば、野球の攻撃サイドとして得点を狙うというゲーム性なんだけど、このゲームがシンプルが故にめちゃくちゃ面白い。
ベル以上の入賞でヒット以上、得点が入ればゲーム数がもらえるということで攻撃フェーズはついついアツくなる要素が多くある。
パンク役を引いた時のリール周辺のフラッシュがこの時めちゃくちゃアツくなれる。
なぜなら、チェリーの可能性があるからだ。
チェリーはもちろんヒット以上。
獲得した得点に応じてARTのゲームを獲得できるからこそ、かなり力が入るポイントになっている。
さらに攻撃フェーズでホームランを打つとボーナスの可能性もあるから次ゲームついつい力が入ってしまう(チェリーでホームランという場合はボーナスに当選していない場合もある)
そして、守備フェーズでは演出が起こればアツい。個人的に大好きなのはBGMが消える瞬間だ。
今まで多くのA+RT系のスロットを打ってきたけど、ファミスタのBGMが消える瞬間が1番エロい、てか、かっこいい。
3消灯からBGMが消えるというお決まりのパターンももちろんあるんだけど、ベルが揃って払出し音が消えるのはあまりにカッコ良すぎる。
REGが楽
ここ最近のアクロス(新花火、バーサスリヴァイズ)では、REG中の技術介入も当たり前のように搭載されていた。
2コマ目押しだからそこまで難しい技術介入じゃないんだけど、想像以上にこれがだるい。
ただでさえREGを引いて、持ちメダルが増えない残念感を味わっているにも関わらず、問答無用で毎ゲーム2コマ目押しを要求されるわけだ。
言わずもがな、だるい。
ファミスタはパンク役の回避のために枠フラッシュした際にバーをいずれかのリールに狙うだけでオッケーだから、とにかく楽。REGでまで技術介入を求めないでいただきたい。
BIGの技術介入が気持ちいい
技術介入がとにかく気持ちいい。ファミスタもBIG中のビタ押し、2コマ目押し、3コマ目押しでARTのゲーム数を増やしていくゲーム性だ。
その技術介入成功時のバッティング音が癖になる。ボールを打った時のカキーン!という音が聞いていて心地いい。それに個人的にはビタ押しだろうが左リール上段へのビタ押しということもあって、ビタはやりやすい印象だ。
自力でどんどんゲーム数を積み上げていく感覚とビタができている時の爽快感はこれまでの台で間違いなくナンバーワン(個人の感想)
現代の裏物?出玉の出方がイカつい
ファミスタにハマってから、スロットを打つ機会があるとファミスタしか打ってないくらいなんだけど、ファミスタは間違いなくAタイプの中では波が激荒だ。
というのも、俺の直近の実践上、5戦4勝。全て出玉が1500枚オーバーという数値になっていて、驚くことに出る時は一撃でこれくらい獲得することになる。
打つたび打つたび最高潮の波が訪れるタイミングがいつかくるという感じがしてならないほど、なぜかBIGが偏りまくる瞬間が来る。
これは偶然なのかもしれないんだけど約1/300のBIGがポンポン引けてARTが気づいたら500Gになっているなんてこともザラ。
ただ、そういう時でも平気で駆け抜けるという荒さがなんとも癖になる。
ちなみに最大獲得は2800枚だ。
【総評】神台なのでは?
1000G回せば多くのAタイプ好きは「あれ?この台面白くね?」となると思う。それくらい魅力が詰まっているのが今作だ。
ディスクでよくね?とかいう人もいると思うんだけど2になってからリール配列が気持ち悪くて俺は苦手なんだ。勘弁してくれ。
そんな中彗星の如く現れたファミスタ回胴版‼︎に取り憑かれてしまっている。
あわよくば実機を買おうか?と思っているくらい。
俺の人生の中でもスロットなら間違いなく最もハマっている機種だ。
5号機があった時代は打てる台が多すぎて、どれか一つに固執している暇がなかったんだけど、今はそんなことがない。
スマスロはとにかく波が荒いし、普通にスロット自体がどの台も似たような感じになってきていて、俺みたいなおっさんにとっては気長に遊べるものじゃないんだ。
そんな中、気長に遊べるかつ一撃狙えて、全体的に面白い要素しかないファミスタはどう考えても神台なのではないだろうか?
もちろん異論は認めるんだけど、俺の人生の中でもトップクラスの台に巡り会えたことを素直に感謝したい。
パチスロから引退した身だったんだけど、ファミスタだけは別。
ホールにあり続ける限り打ち倒すし、なくなったらマジで実機を買うかも。
技術介入機は敷居が高いよ…って思っている人でも是非一度遊んでもらいたい機種だ。